卒業アルバムの合唱祭の撮影
撮っておきたい写真
合唱の前に曲紹介をクラス毎に行う場合は別ですが、生徒が舞台に移動している間に舞台裏に立つと、指揮者、伴奏者の表情を歌い始めに撮る事ができます。(移動時間の無駄が少ないのと、伴奏の時間は歌い手は指揮者を見ているだけなので撮っても雰囲気がありません)
指揮者は曲によって激しい動きをするので、はじめの伴奏者とタイミングを合わせる瞬間がベストです。(指揮者の目線が読めるのはこの時くらいです)
合唱の撮影は他のイベントと違いクラス毎に生徒が纏まって歌っています。合唱をしている間は係り等も全員参加ですので、全体の写真は残して残しておきましょう。(理想は全クラス右からと左からがあるといいと思います)
卒業アルバムで使用される一人だけで写っている写真は、指揮者と伴奏者が載る事が多く、合唱している生徒さんの一人だけのアップは少なめでいいと思います。
合唱している生徒さんは4人づつくらいのグループ、9人位のグループ、男子のみ、女子のみ、など縦位置、横位置と右から左からとアングルを変えて写真を撮っていると一曲歌い終えていたりします。
合唱の撮影
舞台下からの近い距離で撮る写真と、舞台からはなれて撮る写真を理解するとさらに写真がイキイキしてきます。
同じ6人を撮るにも寄って撮る時と、引いて撮る時では何が違うのでしょう?
写真の撮り方は別に機会を作らせてもらいますが、上の図でも分かるように写真に写る背景が変わってきます。
舞台下でカメラを構えた場合は、もう少し欲張れば向かって左の二人も写真に入れられそうなくらいですが、カメラ位置が後ろの場合は二列目の右にいる子は写真からはみ出してしまいそうなくらい窮屈です。
同じレンズを付けたまま少し移動してみると上の図のとおりです。
舞台に近いとズームレンズがあればアップも、全体の写真も撮れてベストポジションのような気がします。
逆に舞台から遠いと動く距離が増えて損な感じがします。
しかしそこが一番のポイントなんです。
今度は全体の写真を撮ってみます。
一見、舞台の近くからも遠くからも同じものが撮れているように感じます、舞台から近いカメラの赤い部分が写真に写りこむわけですが、舞台から遠いカメラが写真に写す黄色い部分からはみ出しています。
はみ出した赤い部分が写真に写りこむわけですが、ここには何があるのでしょう?
伴奏者の後ろは完全に舞台裏ですよね、つまり同じように撮っているような写真も距離や、レンズを変えて撮ることで雰囲気の違った写真を撮る事ができるわけです。
舞台裏の余分な場所を写しこまない為にも、後ろから撮った方がいいわけですね。
今後も、執筆していきます。