卒業アルバムの合唱祭の撮影
必要機材
デジタル一眼レフであるなら、できるだけ最新の機種であることがいいでしょう、もちろん価格の高いカメラは仕事で使用する上で便利な機能がついていますが、8年前に買った40万円のカメラの機能が今では10万円以下のカメラでも、機能的には十分どころか画素数などでは追い抜いたりしています。
今からカメラを買うのなら、現在発売されている機種(現行機)をお勧めします。
脱線してしまいそうなので、カメラについては機会を作って説明できればと思っていますのでここでは簡単に説明したいと思っています。
カメラ:1000万画素以上の解像度を持ち、高感度でもノイズの少ない機種が望ましい。
レンズ:f2.8のズームレンズをお勧めします、暗い会場撮影も多いので手ぶれ補正機能の付いている物もベストな選択でしょう。
合唱の撮影
服装ですが黒目の服装がいいと思います、合唱中に移動をしているのはフォトグラファーくらいのものです、白いシャツなどは静かに鑑賞している人からの目に付きやいので、注意しましょう。
卒業アルバム用の撮影だけの場合は、他学年の合唱の様子を見ながら本番のイメージを膨らませましょう!!
(本番の撮影では無いので、鑑賞している人間の邪魔にならないように注意してください)
他学年を見ながらイメージを膨らますポイント
●パンフレット等により生徒の動きを把握しておく
●合唱している生徒の並びと生徒同士の重なり
●指揮者、伴奏者の位置とそこから見える会場の様子
●全体を写す為のポジショニングの確認
●扉の開閉などの確認
●照明
学校内での撮影
学校内の合唱の場合は、照明がホール等に比べて弱いことが多く、生徒全体に均一の光が当たっていないことが多くあります、あまりにも露出が違う場合にはストロボを使うことも考えてもいいと思いますが最終手段としておきましょう。(個人的なお勧めはデジタル一眼レフにはRAWデータと呼ばれるデータがあります、ここでは詳しく説明しませんが、通常のJPGよりも明るさと暗さのデータ領域幅を持っていますので、このデータで撮影をして後から補正することをお勧めします)
暗い時の対処法
●ISO感度を上げる(ノイズに注意)
●明るいレンズを使い絞りを開放で撮る(開放だと後ろや前がボケやすいので注意が必要です)
●RAWデータで撮影し後から明るく補正
●壁にもたれるなどしてブレを防ぐ
●手ぶれしてしまうならストロボです。(ストロボは使い方次第で違和感なくキレイに撮れるのですが、一番経験値を必要とします。イコールとして使い慣れないと素人っぽさ丸出し、慣れてくれば一段上の作品となります)
学校の体育館は音が響きやすので、フィルターを落としただけでも気になる程です気をつけましょう!(フォトグラファーによってはスリッパだと音が出やすいく脱げやすいため、専用の上履きを用意している人もいます)