はじめての機材選び、スマートな機材選び!!
悩みすぎない
機材を買う上で一番の頭を悩ませるのが予算と機能のでしょう。
ここではもう少し具体的にお話を進めていきたいと思っています、ポイントをおさえて機材を選んでいきましょう。
その為には予算とレベルに合わせた機材を知ることが大切です。
例えば私はキヤノンさんのカメラを使っているので、そのラインナップで説明させていただきますが、一眼レフ入門機のKISSシリーズは、男性にはそのネーミングから少し抵抗のある人もいるかも知れませんがとてもいいカメラです。
これから写真のことを知っていこうと思う人には、このカメラはお勧めです。自動で写真を撮ることに関しては上級機よりもレベルが高いですし、価格もお手ごろですからレンズやアクセサリーに予算を広げやすいと思います。
想像以上に写真にはお金がかかります、ですから少しづつ機材を買い足していくことが大切です、レベルに合わせた機材を買うことで写真は楽しくなります。
どこで機材を買う?
最近は家電量販店でも一眼レフのカメラが置いてあったりするので、お店のポイントなどを考えてお店選んでいただくのがよいとは思いますが、カメラ専門店のほうが知識の豊富なスタッフが多く相談もできるので、予算の中からより良いセレクトを考えてもらえるのでお勧めです。
はじめて一眼レフを買う人
キヤノンKISSのダブルズームキットなどは其々を単体で買うよりも価格が安く、時期によっては三脚などもついてくきたりします、メディアやカメラバック、ストロボなど一式そろえても10万円を切ることもあります。
(なんかよくできてますよね、この価格設定)
ここで一つポイントなのが、よく販売されているダブルズームキットやレンズキット意外にもレンズは沢山あります。キヤノンの純正レンズだけでも50種類以上あり価格も様々ですが、社外品のレンズも豊富にあります(シグマさん、タムロンさん、トキナーさん等)その中から価格と性能のマッチングを考えてみましょう。
例えば
カメラ+純正ダブルズームキット(18-250mm)=7万円
カメラ+社外ダブルズーム(18-250mm)=6万円
カメラ5万円+純正標準ズーム(f3.5~)6万=11万円
カメラ5万円+社外標準ズーム(f2.8)5万=10万円
カメラ5万円+純正短焦点のレンズ50mm1.5万円+28mm3万円=9.5万円
等など
撮影状況によって必要なレンズが異なるので一概にこれがいいとは言い切れませんが、ワンランク上の写真を撮りたいようでしたら、あれもこれも撮りたいからではなく、まずは「あれを撮るためにはこのレンズが必要」と機材を選ぶのが一番です、まだ撮りたいモノが決まっていない人も純正品,社外品問わずレンズを調べてみるのは大切です。
必要なアクセサリー用品
アクセサリー類の購入は長く使うか、次の時に買い足すかを考えながら予算を考えましょう。カメラやレンズと違いそこまで高価なものはありませんが、その積み重ねが意外に予算を圧迫したりしますから注意が必要です。
また、記録メディアなどはここ数年で値段が半分以下に落ちてきましたが、1枚だけでの購入はお勧めできません、2枚くらいに分けて購入する方が安心できます。(データが撮影中に壊れても代わりのメディアを使えば後で復旧できる可能性がありますが、そこから書き込むと2度とデータは戻ってきません)
外部ストロボは一度買えば壊れない限りはしばらく使えますので、一台はあった方がいいでしょう。
カメラバックは今後、機材が増えることも考えられますし、撮影スタイルによってカメラバックの良し悪しは変わってきますから、はじめは手ごろなモノから買うのが賢い買い物です。
三脚は一台あると便利です、写真がデジタルに変わってから気軽に写真が撮れるようになってはいますが、ブレ無くなった訳ではありません。ワンランク上を目指すには必須のアクセサリーです。
購入のまとめ
カメラ:写真をはじめる人には初級機がお勧め、解像度はポスター等にプリントしない限りそこまで必要としない。耐久性、防水性、連射性能は価格に大きく関係する。
メーカーによる違い:キャノン、ニコンはカメラ、レンズのラインナップが豊富で、ストロボ等のアクセサリーも充実。ソニーはコニカミノルタからカメラ事業を引き継ぎユニークなカメラを次々と出している。
レンズ:焦点距離(○○mmで表わされる)と絞り(fで表される)が価格に大きく関係している。ズームレンズは便利である分、短焦点のレンズに比べると写りに違いがでる。性能の優れたレンズは悪条件(逆光など)でも優れた描写をする。
ストロボ:カメラに内蔵されているストロボは光量が少ないく被写体に直接光が当たる、外部ストロボは光量が多く光を変化させることができ、電源もカメラの電池を使用しないのでストロボを多用する際には便利。
記録メディア:一枚よりも数枚持つことが大切である、メディアにアクシデントがあった時に予備が必要。データ転送速度が速いほど高価ではあるが写りに変化がある訳ではない(高解像度のカメラで何枚も続けて撮影していると、次のシャッターが切れないことがあるので注意が必要)
カメラバック:はじめてカメラを買う時はお手ごろなモノを選ぶのがいい、今後の撮影スタイルに合わせて買いなおす可能性が高い。
三脚:雲台の構成と素材(カーボンなど)が価格を大きく変える。